「お勧め項目10件のご紹介」

コントロールキー+上下矢印キーで、前後の項目の説明にスキップできます。

[設定項目]B6 お気に入り文書機能

お気に入り文書機能は、よく使う文書やフォルダを「お気に入り文書」として登録しておき、グローバルショートカットにより、ワンタッチで開けるようにする機能です。

(操作例)

(1)ウィンキー+コントロールキー+Rを押して、履歴一覧ウィンドウを開きます。

(2)上下矢印キーで、お気に入りに設定したい文書を選択します。

(3)コントロールキー+セレクトキー+Fを押すと「この文書をお気に入りに設定しますか?」という確認のメッセージが表示されるので、エンターキーを押します。

 すると、「お気に入り文書の設定」ウィンドウが開きます。

(4)上下矢印キーで、「ショートカット」や「組み合わせるキー」の行に移動し、左右矢印キーでお好みのグローバルショートカットを選択します。

 例えば、「ショートカット」に「A」、「組み合わせるキー」に「ウィンキー+コントロールキー」を選択してみてください。

(5)エンターキーを押して設定を保存します。

このように設定すると、ウィンキー+コントロールキー+Aの操作で、どこからでもこの文書が開けるようになります。

*お気に入り文書の一覧を開くには、ウィンキー+コントロールキー+Fを押します。

(3)のコントロールキー+セレクトキー+Fの操作は、いろいろなウィンドウで利用できます。

参照先: 〈お気に入り文書機能〉

[設定項目]B8 ボリュームボタンに割り当てられている設定機能

ボリュームボタンに割り当てられている、オーディオ、スピーチ、点字自動送りの設定を一つの設定シートで一括変更できる機能です。

(操作例)

(1)ウィンキー+コントロールキー+Vを押して、「ボリュームボタンに割り当てられている設定」ウィンドウを開きます。

(2)上下矢印キーで、変更したい項目に移動し、左右矢印キーで値を変更します。

(3)エンターキーを押して、設定を確定します。

[設定項目]B9 ワンタッチ設定機能

ワンタッチ設定は、メインメニューにある複数の設定シートの設定内容をショートカットキーに登録しておき、いつでも、どこからでも、ワンタッチで設定変更できるようにする機能です。

ワンタッチ設定のショートカットとして、ウィンキー+オルトキーと、下がり数字、アルファベットの組み合わせ、計36種類が使えます。

(操作例)

(1)ウィンキー+スペースキーを押して、メインメニューを開きます。

(2)Sを押して「各種設定」のサブメニューに入ります。

(3)Oを押して、「ワンタッチ設定」コマンドを実行します。

 すると、「ワンタッチ設定」のウィンドウが開きます。

(4)上下矢印キーで、設定を割り当てるグローバルショートカット操作を選択します。

 例えば「ワンタッチ設定5(ウィン+オルト+5)」の行に移動してみてください。

(5)タブキーを2回押して、[このショートカットに、現在の設定をコピーする]ボタンに移動し、スペースキーを押します。

(6)エスケープキーを押して、「ワンタッチ設定」ウィンドウを閉じます。

これで、現在の設定がワンタッチ設定5に記憶されました。

ウィンキー+オルトキー+2,6の点(下がり数字の5)を押すと、どこからでもいろいろな設定を現在の設定値に戻すことができます。

参照先: 〈ワンタッチ設定機能〉

[設定項目]C4 コマンド検索機能

コマンド検索機能は、メニューの中から、指定したキーワードを含むコマンドを検索して実行できる機能です。

(操作例)

(1)クイックメモの文書一覧で、オルトキーを押します。

 すると、クイックメモメニューが開きます。

このメニューの中で「新規」というキーワードでコマンドを検索してみます。

(2)スペースキーを押します。

 すると「コマンド検索」ウィンドウが開きます。

(3)ここでコマンド名の一部を点字表記のカタカナで入力します。

 カタカナ入力モードになっているので、そのまま「シンキ」と点字入力してエンターキーを押してください。

(4)すると名前に「シンキ」というキーワードを含むコマンドの一覧が表示されます。

 各コマンドの説明も表示されていますので、上下矢印キーで移動しながら目的のコマンドを選択してください。

(5)エンターキーを押すと、選択したコマンドを実行できます。

*「挿入」のようなキーワードで検索したい場合は、「ソーニュー」のように長音符で入力してください。

参照先: 〈コマンド検索機能〉

[設定項目]C5 ユーザーショートカット機能

ユーザーショートカット機能は、標準のショートカットが割り当てられていないコマンドに、ショートカット操作を追加できる機能です。

自分がよく使うコマンドに、独自のショートカット操作を設定できます。

(操作例)

(1)クイックメモの文書一覧で、オルトキーを押します。

 すると、クイックメモメニューが開きます。

このメニューの中の「名前を付けて保存」コマンドに、ショートカット操作 コントロールキー+Sを登録してみます。

(2)下矢印キーで、「名前を付けて保存」コマンドまで移動します。

(3)セレクトキー+スペースキーを押します。

 すると「ユーザーショートカットの設定」ウィンドウが開きます。

(4)下矢印キーで「ショートカット」の行まで移動し、右矢印キーを押して値を「オン」に変更します。

(5)下矢印キーを押して「操作」の行に移動し、値が「コントロールキー+」になっていることを確認します。

(6)下矢印キーを押して「プラス」の行に移動し、右矢印キーを押して値を「S」に変更します。

(7)エンターキーを押して、設定を確定します。

参照先: 〈ユーザーショートカット機能〉

[設定項目]C12 タッチメニュー機能

「タッチメニュー」は、文書の編集中によく使用する操作をまとめたメニューです。

タッチカーソルキーの長押しなどの操作で開きます。

また、「ショートカットメニュー」は、カレンダーやデイジー再生などのウィンドウで、可能なショートカット操作を一覧表示します。

コントロールキー+オルトキーを押すと開きます。

(操作例)タッチメニュー

(1)点字編集ウィンドウを開きます。

(2)「アイウエオ」と入力します。

(3)「ア」のマスのタッチカーソルを押して、カーソルをセットします。

(4)表示の送りキーや戻しキーを押しながら、「オ」のマスのタッチカーソルを2回押します。

 すると、「アイウエ」の範囲が選択されて、タッチメニューが開きます。

(5)「コピー」と書かれたマスのタッチカーソルを押します。

 すると、選択していた「アイウエ」の範囲がクリップボードにコピーされます。

(操作例)ショートカットメニュー

(1)デイジーデータを開きます。

(2)コントロールキー+オルトキーを押して、ショートカットメニューを開きます。

(3)上下矢印キーを押してコマンドの種類を選択し、左右矢印キーを押して利用可能な点字キー操作を確認します。

 例えば「見出し」の行には、9個のコマンドがあり、その内の8個に点字操作が割り当てられています。

(4)点字を入力すると、その操作に割り当てられているコマンドを読み上げます。

 例えば数符を入力すると、これが次のレベル3の見出しに移動する操作であることが分かります。

(5)目的のコマンドを選択してタッチカーソルキーを押すと、そのコマンドが実行されます。

参照先: 〈タッチメニューとショートカットメニュー〉

[設定項目]C14 点字文書の拡張編集機能

拡張点字編集機能は、クイックメモと点字編集プログラムの点字編集ウィンドウで利用できる新しい編集機能です。

コメント機能、リンク機能、下線フレーズ機能、プルダウンブロック機能、サブフィールド機能などが利用できます。

拡張編集機能で設定した情報は、拡張BMスマート点字文書形式(.bmtx)のファイルに保存します。

(メニューの開き方)

(1)点字編集ウィンドウを開きます。

(2)オルトキー+Xを押して、「拡張編集機能」のサブメニューに入ります。

(3)以下のような機能別のサブメニューから目的のコマンドを選択してエンターキーを押します。

拡張編集機能→

 プルダウンブロック

 コメントとリンク

 下線フレーズ

 サブフィールド

参照先: 〈拡張点字編集機能について〉

[設定項目]D14 点字図書閲覧のプルダウンブロック機能

本文の2行以上の範囲をプルダウンブロックに設定し、先頭行の左端に表示される「プルダウンマーク」のクリックでその範囲の表示を折りたたんだり展開したりできます。

(操作例)

(1)点字図書データを「1段落1行」の表示で開きます。

(2)セレクトキーを押しながら下矢印キーを3回押して、範囲選択します。

(3)コントロールキー+セレクトキー+Wを押します。

 すると、選択範囲がプルダウンブロックに設定されて、折りたたまれます。

(4)下矢印キーを押すと、プルダウンブロックの範囲をスキップして、その下の行が表示されます。

(5)プルダウンブロック先頭行の左端に表示されている「プルダウンマーク」をクリックすると、ブロックが展開されます。

(6)この行で、もう一度、コントロールキー+セレクトキー+Wを押します。

 すると、確認の上、プルダウンブロックが解除されます。

参照先: 〈プルダウンブロック機能〉

[設定項目]D15 編集ウィンドウの各種一覧コマンド

点字編集ウィンドウやテキスト編集ウィンドウ内の各種の一覧表示コマンドを選択して実行できるメニューです。

(操作例)

(1)点字編集ウィンドウで、コントロールキー+セレクトキー+Lを押すと、「各種一覧」ウィンドウが開きます。

このウィンドウには、次のようなボタンがあります。

 [見出し行(S)] [ブックマーク(B)] [字下げ行(I)] [タイムライン(T)] [脚注(N)]

(2)ここで例えば[見出し行]ボタンを押すと、「見出し行一覧」ウィンドウが開きます。

(3)見出し行一覧ウィンドウでエンターキーを押すと、選択した見出し行にジャンプできます。

一方、エスケープキーでキャンセルすると、「各種一覧」ウィンドウに戻り、そこから別の一覧表示ウィンドウを開くことができます。

参照先: 〈各種一覧ウィンドウについて〉

[設定項目]E1 ホビー機能

点字を触りながら楽しめるゲームを用意しています。

ホビー機能は、メインメニューのホビーサブメニューから選択します。

(起動方法)

(1)ウィンキー+スペースキーを押して、メインメニューを開きます。

(2)Bを押して「ホビー」のサブメニューに入ります。

(3)このサブメニューから目的のゲームを選択してエンターキーを押します。

各ゲームの遊び方は、それぞれのウィンドウでヘルプキーを押して参照してください。

参照先: 〈ホビーメニュー〉

[設定項目]F4 設定シートの表示位置

主な設定シートを開いた時、先頭から表示するか、前回の位置で表示するかを選択します。

この設定は、エンターキーやエスケープキーで設定シートを閉じた場合に有効です。

(操作例)

(1)ウィンキー+コントロールキー+Mを押します。

 すると「全般設定」のウィンドウが開きます。

(2)下矢印キーで、「矢印キーのリピート」の行まで移動します。

(3)エンターキーを押して、設定を確定し、ウィンドウを閉じます。

(4)ウィンキー+コントロールキー+Mを押して、再度「全般設定」のウィンドウを開きます。

 すると、先程ウィンドウを閉じた時の「矢印キーのリピート」の行から表示されます。

*エスケープキーで、設定をキャンセルした場合も同様です。

 コマンドキー+Zでウィンドウを閉じた場合は、次回は先頭行からの表示に戻ります。